The fabricremembers.

生地は、時間を記憶している。 風雨をくぐり、誰かの日々を纏ってきた一着を、 yoused は、いまのあなたへと仕立て直す。

  • Remake
  • Reuse
  • Resonance

生地は、時間を記憶している。 風雨をくぐり、誰かの日々を纏ってきた一着を、 yoused は、いまのあなたへと仕立て直す。

Product · Leather fishing JKT
Macro · Euro leather
Grain · Worn patina
Specimen No. 01

Leather JKT

革は、生きている。

yousedが使うのは、ヨーロッパ産のヴィンテージレザーのみ。軽く、柔らかく、美しいツヤを持つユーロレザーは、すでに一度レザージャケットとして着用されていた素材だ。

経年変化を経た革は、新品には出せない馴染みと柔らかさを最初から持っている。

だが、その素材を見極めるのは簡単ではない。ジャケット、コート、スカートなど、様々な古着から使える部分を選び抜き、状態や色味、革の厚みを一枚一枚確かめながら仕入れる。量産の効かない、手間のかかる調達だ。

その革を解体し、いまのシルエットへと再構築する。同じモデルでもパーツそれぞれの見た目・触り心地が異なる、完全一点ものの表情が生まれる。使い込むほどに深まる艶と、身体に馴染んでいく柔らかさ——それは、時間をかけてこの革が纏ってきた記憶そのものだ。

値段とは意味の違う、一生モノ。それがyousedのレザーというプロダクトだ。

Composition
Sheep or cow leather — varies by piece
Origin
Reconstructed from fine European leather
Character
Genuine leather, light & supple
Product · Oiled fishing JKT
Specimen No. 02

Oiled JKT

油は、時を記憶する。

yousedが使うのは、水や汚れを弾くために油分を含ませて仕立てられたヴィンテージのオイルドファブリック。着る人と共に時間を重ねるほどに色艶を深め、独特の風合いへと育っていく素材だ。

新品には出せない、使い込まれた艶と柔らかさをすでに纏っている。

だが、この「oiled」という素材はリメイクの中でも群を抜いて手間がかかる。資材の時点で、色はネイビーかオリーブ、生地が大きく取れる個体か、ダメージが強すぎないか——選べる古着はごくわずかに絞られる。洗濯機にかければパンクしてしまうため、クリーニングはすべて手洗い。皺を伸ばすにもアイロンは使えない。熱でオイルが浮き出てしまうからだ。だからタオルとドライヤーで、一枚一枚、時間をかけて生地を伸ばしていく。

そうして解体した素材を、オイルを一度抜いたうえで、臭いやべたつきの少ない植物性オイルで改めてリプルーフを施し、撥水性・防寒性を新たに纏わせながらいまのシルエットへと再構築する。それがyousedのものづくりだ。

同じ素材でも、着られてきた年月や環境によって色の濃淡、皺の入り方はそれぞれ異なる。値段とは意味の違う、一生モノ。その個体差ひとつひとつが、量産品にはない一点ものの表情を生み出している。

Composition
Vintage oiled jacket
Origin
Reconstructed from Barbour & other oiled jackets
Character
De-oiled — re-oil it your own way
Macro · Oiled weave
Product · Vintage duck drivers JKT
Macro · Cotton duck
Fade · Sun-worn khaki
Specimen No. 03

Vintage Duck JKT

色落ちは、あなたの歴史になる。

yousedが使うのは、ワークウェアやハンティングジャケットに用いられてきた、厚手のコットンビンテージ生地「ダック地」。頑丈さはもちろんだが、それ以上に価値があるのは、着る人ごとに違う表情を見せる色落ちだ。

着る環境や洗う頻度、使い込んだ年月によって、同じカーキでも一枚一枚まったく異なる褪せ方をする。この経年変化だけは、どんな加工技術をもってしても再現できない、コットンビンテージだけが持つ本物の質感だ。

だが、この素材の調達は年々難しくなっている。世界的な引き合いの強さから相場は高騰を続け、状態の良い個体はますます希少になっている。yousedでは、そうした一着一着を時間をかけて探し出し、解体。異なる色味・異なる表情を持つパーツを、同系色で丁寧にパッチワークしながら、いまのシルエットへと再構築していく。

だからこそ、同じ「カーキ」というカラーであっても、そこに宿る表情はすべて違う。一つとして同じものがない、あなただけの一枚。それこそがyousedというブランドが大切にしている価値だ。

Composition
Vintage cotton duck
Origin
Reconstructed from vintage workwear
Colors
Khaki / black / brown / navy / green
Character
Naturally faded — no two alike
Product · Harris tweed warden JKT
Specimen No. 04

Harris Tweed JKT

一つの反物に、一人の職人の時間が宿る。

yousedが使うのは、スコットランド北部・アウターヘブリディーズ諸島で、認定を受けた職人だけが人力の織機で織り上げるハリスツイード。ヴァージンウールのみを用いた生地は、深みのある色艶と、機械織りでは出せない独特のムラを持つ。

一反ごとに職人の手が違えば、生まれる表情もまた違う。効率化が進む時代にあって、この生地はいまも変わらず「人の手」でしか作れない。

素材となるのは、1960年代から90年代にかけてアメリカとヨーロッパで作られたヴィンテージのハリスツイードジャケットやコート。面白いことに、産地によって表情がはっきり分かれる。アメリカ産はグレー系でヘリンボーン柄が多く、状態にはやや使用感が残る一方、ヨーロッパ産は茶系が中心で、比較的状態の良いものが多い。ものを長く大切に使う文化の違いが、そのまま生地の個性に表れているのが興味深い。

そうした一着一着を解体し、色味やパーツの組み合わせをその都度見極めながら、いまのシルエットへと再構築する。手間のかかる工程だが、そのぶん一枚として同じ表情のものは生まれない。認定職人による織りの数自体も年々減っており、この先さらに希少な素材になっていくことは間違いない。

古くから続く手仕事の温もりを、新しいシルエットで纏う。それがyousedのハリスツイードだ。

Composition
Vintage Harris Tweed, 1960s–90s
Origin
Reconstructed from vintage Harris Tweed
Colors
Brown / navy
Character
Windowpane, herringbone, homespun — no two alike
Macro · Handwoven wool